サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会で多数の中国製品が公式採用され、国内メディアが「『メイド・イン・チャイナ』がＷ杯に参戦」「ブラジルで『もう一つの中国代表』が優勝」などと大々的に報じている。
共産党機関紙「人民日報」によると、大会マスコット「フレコ」の公式グッズを製造する浙江省の企業は、中国企業で初めて国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）とライセンス契約を結び、設計から販売までの権利を得た。同紙は「中国で作り出され、世界に販売される」と意義を強調する。
中国製の公式ボールや記念品などは従来もあったが、昨今の技術力向上に伴って、今回は多分野で中国製品が採用された点をアピール。公式採用された製品が軽工業品に限らない点も、世界第２位の経済大国となった中国人のプライドをくすぐるようだ。
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