旧英領ギアナ(現ガイアナ)で1856年に発行され、「世界で最も珍しい」といわれる1セント切手が17日、米ニューヨークで競売にかけられ、約950万ドル(約9億7千万円)で落札された。AP通信によると、切手についた価格では過去最高。ただ、競売を実施したサザビーズが予想した1千万2千万ドルの価格には届かなかった。落札者は明らかにされていない。

八角形でマゼンタ色の紙に黒色で印刷された切手は、英本国からの送付分が届かなかった間の臨時措置として発行されたうちの1枚。他には現存が確認されていないという。本物だと証明するため、発行当時の郵便局職員が「EDW」と署名した。過去にも何度か売りに出され、3回にわたって切手としての最高価格を更新しているが、1987年を最後に一般公開されていない。

AP通信によると、これまでオークションで最も高い値段がついた切手は、96年に売れたスウェーデンのもので、落札額は約230万ドル(約2億3500万円)だったという。

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