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米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は17日夜、オバマ米大統領がイラクでの空爆を当面見送る決断をした、と報じた。当面は、米特殊部隊がイラク軍に対し、情報提供や戦闘に関する助言などでの支援をする方針という。
オバマ氏は18日に米連邦議会トップと会談し、こうした考えを伝えるという。
当面の空爆を見送った理由として、イラク北部の都市を次々と制圧するアルカイダ系武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は移動を繰り返しており、的確に空爆するための情報が不足し、効果が疑問視されたためという。
同紙は米政府高官の話として、オバマ政権は今後も空爆の可能性は探りつつも、「オバマ大統領が軍事攻撃の選択肢をすぐさまテーブルに戻すとは思わない」と伝えた。
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