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米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、米国債などを買って市場に大量のお金を流す量的緩和をさらに縮小することを決めた。2008年から続けるゼロ金利政策は維持した。市場の関心は利上げの時期に移っている。

 FRBは、経済環境が改善しているとして、今年1月から量的緩和の縮小を進めており、今回で5回目。毎月の資産の購入額を7月からさらに100億ドル(約1兆円)減らし、350億ドルとすることを決めた。

 FRBは声明で、「経済活動はこの数カ月間で上向いた」として、今年初めの悪天候による景気減速から脱したとの認識を示した。FOMC参加者による今年の成長見通しを、3月時点の3%近くから2%台前半に引き下げる一方、来年は3%以上の成長となる見通しは据え置いた。

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