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栃木県の福田知事は２４日の記者会見で、石原環境相のほかにも自民党所属の議員から失言が続いていることについて苦言を呈した。
東京都議会本会議で晩婚化などについて質問に立った女性都議に対し、同党会派の都議が飛ばしたヤジには「情けない。品格のない言葉」とバッサリ。発言を５日後になって認めた対応についても「議員としての矜持きょうじはどこにあるのか」と断じた。
２１日の同党県連の会合で麻生副総理・財務相が集団的自衛権の説明で日本をいじめられる子供にたとえたことにも、「わかりやすい説明という点では工夫をしてくれたが、誤りがある。現実から遊離している」と指摘した。会見では自民党議員の“緩み”がこうした発言の原因ではないかとも問われたが、「たまたま一緒になった」と、否定的な見方を示した。
一方、党代表辞任から約２か月半、公の場に姿を見せていない、みんなの党の渡辺喜美氏には「次の国会を休むことは許されないことだ」と批判した。
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