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サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会のグループリーグC組の日本―コロンビア戦(24日=日本時間25日、1―4で日本の敗戦)で、日本はシュート数や獲得したコーナーキック(CK)の本数など、複数の指標でコロンビアを上回りながら、迎えた好機を確実に決められて敗れたことが、国際サッカー連盟(FIFA)が発表したデータからわかった。

 データによると、シュート本数は、日本の23本(うち枠内シュート数は13本)に対し、コロンビアは13本(同9本)と約半数だった。選手別にみると、両チームを通じて最多だったのは、香川の5本(同1本)。4本で続いたのは、本田(同3本)、大久保(同1本)、2得点でこの試合の最優秀選手に選ばれたマルティネス(同3本)の3人だった。後半開始時に交代出場し、試合終了間際にだめ押し点を挙げたロドリゲスは、3本すべてを枠内に入れた。

 CKの数は日本の9本に対し、コロンビアは2本。ファウル数は日本の10に対し、コロンビアは19と倍近くあったが、日本は数多くあったセットプレーを生かし切れなかった。

 支配率は日本が56%、コロンビアは44%で日本が上回った。決勝トーナメント進出に得点が必要な日本が、序盤からボールを保持し、コロンビア陣内に攻め上がったためとみられる。後半は日本が失点するごとにコロンビアが自陣に引き、日本のボールを奪ってカウンターを狙う図式がいっそう鮮明となった。

 日本のシュート数は、初戦のコートジボワール戦の7本(同4本)、ギリシャ戦の16本(同11本)と試合を追うごとに増加。支配率もギリシャ戦の68%に続き、50%を超えたが、奪った得点は3試合で計2点にとどまった。

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